2017/02/02 カテゴリー:ブログ
坐骨神経痛とは、
坐骨神経は、人体のなかで最も大きな太く長い神経です。
腰の辺りから足指先まで伸びています。
その坐骨神経が周りの筋肉などの組織によってが引っ張られたり、押さえつけられるなど刺激を受けることで痛みやしびれといった症状が現れます。
主に腰から始まり、お尻や太もも後ろ・ふくらはぎ・すね・足の先などに、
✔鋭い痛みやシビレ
✔電気が走ったような痛み
✔強く引っ張られている感じ
✔ドーンとした重だるい痛み
ひどい症状だと、
✔感覚がない麻痺(まひ)
✔痛みによる歩行障害
✔排尿障害(おしっこが出にくい)
などの症状が生じます
片側性が多く、両側性の場合もある。
基本的に「坐骨神経痛」は症状を表すもので病名ではありません。
また、坐骨神経痛を引き起こしている原因も様々あります。
症状を取り除くには施術する前に、
あなたの坐骨神経痛の症状を引き起こしている原因を見つけ出すことが重要になります。
坐骨神経痛を引き起こす代表的な原因はこちら。
①腰椎椎間板ヘルニア
腰の背骨は、椎骨と呼ばれる骨の部分と、その骨と骨の間にクッションの役割をする椎間板があります。
椎間板は繊維輪と髄核と呼ばれるもので形成されています。
何らかの原因で繊維輪が張り裂け、そこから髄核が出てきて、坐骨神経を圧迫してお尻やふとももに痛みやしびれを起こります。
腰椎椎間板ヘルニアは20~30代に多く見られると言われています。
近年では50~60代の方も増えてきています。
②腰部脊柱管狭窄症
脊柱(椎骨が多数連結したもの)は体を支えるだけではなく、背骨の中を通る脊髄(神経)の保護の役割もあります。
脊柱はあらゆる身体運動の軸です。
そして、脊柱の中の事を「脊柱管」と言い脊柱管の中に脊髄が走っています。
一般的に脊柱管が狭くなるのが脊柱管狭窄症と言い、腰のあたりで発症すること、腰部脊柱管狭窄症と言います。
多くは加齢によって腰椎が変化し、脊柱管が狭くなってしまったために起こります。
腰部脊柱管狭窄症は50~60代に多く見られると言われています。
③梨状筋症候群
梨状筋は、お尻の奥の方にありお尻を横切るようについている筋肉。
このお尻を横切るように走っている梨状筋の下(梨状筋下孔)から突き出てくる坐骨神経を、お尻の打撲や股関節の捻挫、ぎっくり腰から腰痛が慢性化したもの、デスクワークなどの座り仕事などでストレス(圧迫)を受けて起こります。
④腰椎分離・すべり症
椎間板のついている前方の部分を椎体、後方の椎間関節のついている部分を椎弓と言います。
椎体と椎弓部分の連続性が離れてしまった状態を「腰椎分離症」といいます。
分離症で、後方の部分が分離して、支持性がないために前方にずれてくるものを「分離すべり症」と言います。
すべり症は脊椎同士がずれた状態を言いますが、椎間板の老化によって不安定になったものが原因でずれたものを「変性すべり症」と言います。
分離症には、先天性のものと後天性のものがあります。
先天性のものは生まれつきのもので、分離以外にも椎体や椎弓の形態異常を認めることが多い。
後天性の多くは幼少期のころにスポーツなどで繰り返し負荷が掛かることで疲労骨折を起こしたものと考えられています。
しかし、スポーツは原因のひとつであり、体質的な要素もあります。
⑤その他
腰椎の変形や外傷による圧迫、脊髄損傷、脊髄腫瘍や骨盤内腫瘍といった腫瘍、糖尿病、ストレスなどでも坐骨神経痛の症状や麻痺が生じる。
ここで挙げた①~⑤までの代表的な原因は、あくまで病名であり診断名になりますが、問診・検査をする際は必要です。
どのようなことが原因で坐骨神経痛の症状を引き起こしているのかを調べることが最も重要なことになります。
もちろん原因によって施術方法や施術期間、頻度なども変わってきますので、初回の問診・検査後にしっかりと説明して施術にあたります。
そうすることであなたの症状は最短で良くなるはずです。
お困りでしたら、先延ばしせず、ご連絡ください。
ご質問・ご相談はお気軽にこちらまで。
3営業以内にお電話します。
↓ ↓ ↓
http://form.os7.biz/f/27fc13e1/
京都市腰痛改善.comでは、腰痛・ヘルニア・ぎっくり腰・坐骨神経痛など腰の痛みを改善させる施術を得意としております。症状の程度はご自身ではわかりにくいので、お問い合わせやご相談、予約はお気軽にどうぞ。地下鉄東西線「椥辻駅」より徒歩2分
© 腰痛改善専門 京都市腰痛改善.com All Rights Reserved.