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ぎっくり腰とは、

 

重たい物を持ち上げた時やくしゃみや咳、ズボンや靴下を履く時などの不意の動作で腰に激痛が走る症状を言います。

 

 

特に何の前ぶれもなく起こる衝撃的な痛みであることから、ヨーロッパでは「魔女の一撃」なんて言われています。

 

単に、言葉で「ぎっくり腰」といっても軽度のものから、動くことが出来ないような重度のものまであります。

その痛みは経験した分からない痛みや辛さがあります。

 

一般的には、腰を支えている筋肉や靭帯などに急激な負担がかかることで組織が炎症を起こす現象。

「急性の腰部捻挫」や「急性腰痛症」と言われています。

 

ぎっくり腰になった原因としては、筋肉の損傷や関節のズレなどがありますが詳細はまたの機会にお話しします。

 

ぎっくり腰の重度のものだと、当初は動くことも立ち上がること出来ません。

 

そういった場合は、無理に起き上がったり動こうとせず、

 

①横向きに寝て腰を丸めた姿勢をする。（少しラクになります。）

 

　※基本的には自分が一番ラクと思う姿勢で大丈夫です。

 

②その姿勢のまま、氷嚢やアイスバックなどで痛いところを冷やす。

 

③冷やす→外して人肌に戻す。を痛みに合わせて複数回行う。

 

④少しづつ少しづつ体勢を変えてみる。（無理は禁物）

 

⑤そろりそろりと腰のご機嫌を伺いながら起き上がる。（無理は禁物）

 

⑥何とかして接骨院（整骨院）・整体院へ

 

状態にもよりますが２～３日して痛みが落ち着いてきたら、痛みがない範囲で少しづつ動きましょう。

 

ひと昔前は、痛みが治まるまで寝ている方が良い。とされていましたが、最近では早い段階で動き始めた方が回復が早いことも分かってきました。

 

かといって痛みをこらえて動くと早く治る。と言うことではありません。

 

あくまで、痛みが伴わない範囲で動いたり、お風呂に入って浸かると血流も良くなって回復が更に早くなります。

 

通常１週間程度で痛みは落ち着きますが、中高年の場合は加齢に伴い骨量が減っており背骨の変形などが進み、痛みをぶり返したり慢性化しやすい傾向です。

 

日頃からウォーキングなどの軽い運動を行って予防することが大切になります。

 

追伸

とりあえず、、、１日でも早く、、、痛みを取ることは勿論なのですが、何が原因でぎっくり腰になったのかを調べることが再発を防ぐ為にも重要になってきます。

（ぎっくり腰の再発率はかなり高いです。）

 

原因を特定して、そこを正せば腰を怖がることなく動けます。

 

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